約190年の歴史
私たち株式会社 澤本園は、古文書によると文政13年(1830年)には、すでに茶商を営んでいました。
昭和26年(1951年)に澤本園茶舗と改称、平成2年(1990年)に株式会社 澤本園に組織変革しております。
土地、気候、水、人が生み出す川根茶の素晴らしさに支えられ、今日まで茶商を営むことができたと思っております。
自然に恵まれた川根本町で、お茶生産農家の皆さんと共に
お茶は野菜と同じ農作物ですから、毎年同じように栽培していてもその年の気候の違いにより茶葉の出来が変わります。
その僅かな違いを見極め、甘みや香り、水色等を調整することを合組(ごうぐみ・ブレンド)と言い、一般的には栽培環境の異なる場所(他県産を含む)で収穫された茶葉を使用しますが、他産地の茶葉を使用する事で味わいに特徴がなくなり、その土地本来の個性的なおいしさが失われてしまいます。
幸いにもこの川根地方には篤農家の手により優れた茶葉が栽培されています。私共は川根茶というブランドに特にこだわり、他産地の荒茶を一切使わずに、生粋の川根茶づくりを今も続けています。この土地で栽培され、伝統ある技で仕上られたお茶だけが本物の川根ブランドを伝えられるのだと思います。
昔から別格の信頼を受けていた川根茶の味と香りを守り伝えるために、信頼ある茶生産家の皆様と共に、これからも本物の川根茶をお届けしてまいります。